平成19年10月のひとりごと

大変暑い今年の夏でしたが、時間がまたたくまに過ぎていきました。
気がつきましたら、もう秋風が吹いております今日この頃ですが、皆さまにはお元気でお過ごしのことと拝察いたします。

さていつも「ひとりごと」では申し上げておりますが、皆さまにはお仕事をたくさんいただけて、心から感謝いたしておりますが、反面考えることも多く今後のゆき乃恵については、不安がいっぱいです。
先日お客様からお仕事のお問い合わせがあり、見番に芸者衆の都合を確認しましたところ、来年の3月まで空いていないということでした。こんなこととてもお客様にお話できません。
八王子の花柳界を今日に至るまで支えて下さった個々のお客様、また各種団体の皆さまにも、多大なご迷惑をおかけしていると思うと心苦しく、これからどのように対応していくのがよいのか、皆さま是非お知恵をかしてください。
何とかこの火を消さずに、若い芸者衆もがんばってほしいと思ってはおりますが、考えなくてはならないことが山積みです。
勝手な話で恐縮ですが、皆さまにも機会あるごとにご指導をいただければと存じます。さーて来年に向かってがんばらねば

 

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平成19年5月のひとりごと

前回の「ひとり言」を書いてから、早いもので、半年近くが過ぎてしまいました。
この間、皆様方にはお元気でお過ごしのことと存じます。
さて、この5ヶ月間は昨年と同様にたくさんのお仕事をいただき、いつもながら感謝に絶えません。
おかげ様で、八王子花柳界に対するご理解も、少しずつですが広がりつつあるような気がしております。
このお仕事を続けていけばいくほど、「和の文化」や「八王子の歴史」に対する重要性が日々深まってまいりますが、最近このような思いを、専門誌や、業界新聞でも連続して取り上げていただき、心強い気がしておりますので、今後も勉強を重ね多くの方にご理解がいただけるよう、勤めていきたいと思っております。

充実した5ヶ月だったと感じている反面、残念なこともあります。
短い期間ではありましたが、皆様に大変かわいがっていただいておりました、芸者衆の一人がここで廃業することになりました。 新たに事業を始める計画もあるようですが、明るく、人気者であった子でしたので残念です。
でも嬉しいことに、また新たに二人若い子が入ることになりました。
二人とも芸者衆として、それなりの素質を感じる子達ですので、これからが楽しみです。皆様にかわいがって頂けるように頑張っていきたいと思っております。
行きつ戻りつの繰り返しですが、これに負けずに頑張りたいと思います。

いつも、どこかで支えてくださる皆様に感謝は絶えません
5月になりましたが、遅まきながら今年も宜しくお願いいたします。