平成21年11月のひとりごと

「はっ」と気がつけば、今年ももう11月が終わりそう、そしてまた肋骨にひびが入ってしまいました。
今年もたくさんお仕事をいただき、本当に幸せなことと心より感謝申し上げます。
あっという間の一年でしたが、この短時間の中で世の中は大きく変わり、わたしたちを取り巻く環境も少しづつ変化をしていると思います。
中町も変化をしました。
置屋と見番の周りが石畳になり、花柳界の風情が増しました。
たくさんの皆様のおかげさまでございます。ますますやりがいを感じ、いっそう多くのお客様に来ていただけるように、私たちもがんばりたいと思います。

芸者衆も忙しさゆえに、決して感謝の気持ちを忘れることのないように、緊張感を持ってお仕事をしていきたいと改めて感じております。
まもなく今年も一年が終わろうとしております。 今年も例外なく「感謝」の一年でした。 心からそう思えるのは本当にありがたいことだと思います。
寒さもいよいよ本格化をしてまいりました。
皆様ご自愛の程。

めぐみ

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平成21年8月のひとりごと

天候不順が続いて、本格的な夏を迎えたかと思えば秋風が吹く、異変を感じざるを得ないそんな今日この頃です。

夏を迎えての地元行事や夏祭りも終了して、芸者衆も夏のお休みが終って、これからお仕事も本格化する時期となってまいりました。

さて、写真は仕事を辞めた芸者衆の赤ちゃんです。 かわいいでしょう。
結婚でお仕事を辞めましたが、その後出産、赤ちゃんも少し大きくなりましたので、最近では子連れでお稽古にまいります。 まるで自分の孫のようにかわいく、お稽古に来るとオンブをして赤ちゃんと一緒にお稽古をしています。 こんな小さな時から三味の音を聞いて、踊りを見ている子はどんな子になるのでしょう。
お母さんも才能のある子ですから、どこか楽しみになります。

でも、大変嬉しいことは、こうしてお仕事を辞めてからも子供ともども私のところに来てくれることです。 そして一緒にお稽古をし、特に今年はお祭りで地方として「宵宮の舞」のお手伝いをしてくれました。 他にも子連れで応援に来てくれた子もおりましたし、ありがたいと同時に心から嬉しく感じます。

一人では何もできないとは認識しつつも、こんな機会に人の大切さを強く感じます。
ゆき乃恵からは、いろいろな形で芸者衆が旅立ちますが、いろいろなことが学べ、いい人間関係が構築できる、そんな置屋でありたいなと、強く感じた夏祭りでした。

さあ、秋に向かってがんばるぞ・・・・・・・。
みなさまもご自愛くださいませ。

めぐみ

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平成21年4月のひとりごと

あっという間に春爛漫の季節となりました。
ひとりごとを書くのは久しぶりですが、2月と3月は大きな会や舞台が続き、海外でのイベントに出演させていただくなど、あわただしく2ヶ月が経過しましたが何とか無事に乗り切ることができました。
桜の花が咲き春が本格化して、新たな一年の始まりのような時期ですが、今は自分の置屋のことをゆっくりと考えたりしたい、そんな気分です。
いろいろなイベントや舞台に参加をさせていただくことも重要ですが、やはりその基盤となるのは置屋の充実です。
お蔭様でお仕事はたくさんいただいてはおりますが、実際には地に足がついている状態とは思えません。
若い芸者衆についてはできる限り長期でお仕事をしてほしいと思ってはおりますが、もう少し安定的な環境を考えませんと今の社会ではなかなかそれも難しいと思います。
芸妓の仕事が好きだけではどこかで限界にぶつかり、この仕事が好きでも他の社会に行かざるを得ないのが現状です。
何とか多くの子が、長期的にお仕事ができる環境を早めに構築できればと望んでおります。
皆様方のアドバイスを是非お願いいたします。
大変良い季節ですが、お体の変調もきたす時期です。
ご自愛の程。

めぐみ

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平成21年1月のひとりごと

あけまして、おめでとうございます。
昨年中は大変お世話になりまして、誠にありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
昨年12月は、原因が解らず肋骨にヒビが入ってしまい、お三味線が弾けなくなったり、ひどい風邪をひいて声帯が壊れて唄が唄えなくなったりと、苦しい年末になってしまいました。
お客様にも大変ご迷惑をおかけしてしまいました。
今年は体調管理にはもっと気をつけて(もう若くないので)いきたいと思います。
健康が一番であり、何事においても基本であると痛感しております。
さて、去年はお蔭様で海外でのお仕事や、舞台での公演など、芸者さんの域を越えているようなイベント的なことが多くなり、ありがたく大変光栄に思う反面、私も含め若い芸者衆の、今の状況に対する勘違いや、思い上がりには注意の必要があるとつくづく感じております。
まだまだ未熟な集団であることを認識し、今日に至る経緯を忘れることなく、これまで親身になって支えてくださった地元を中心とするお客様のことを大切にすることが重要と思っております。
毎日のお座敷を大切に、日々感謝の気持ちを忘れずに、精進して参りたいと思いますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様方にとりまして、新しい年が良い年でありますように心からご祈念申し上げます。

めぐみ